「マイクロプラスチック・ストーリー ぼくらが作る2050年」日本語吹替版90分(本編77分+メイキング映像13分)
監督&スタッフ
佐竹 敦子 Atsuko Satake
共同監督・プロデューサー
環境活動家・ドキュメンタリー映像作家
DIRECTOR/PRODUCER
現在ニューヨークを拠点とするNPO団体カフェテリアカルチャーにてメディアディレクターをつとめながら、合衆国環境保護庁やニューヨーク市教育委員会と密接に活動中。低所得者層地域の小中学校に出向いて環境教育を行いながら、子供達や地域の方々を巻き込んで、プラスチック汚染問題、そして気候危機問題を啓発する映画やビデオの制作をしている。子供達が自分たちで声をあげ、問題解決に立ち向かえるチカラを育む環境教育の姿勢が映像作品にも反映されている。
環境活動家としてもカフェテリア・カルチャーをベースにニューヨーク市の発泡スチロール容器廃止やレジ袋課金など教え子たちと共に積極的に政策提言活動し、法案通過に貢献している。現在、プラスチック汚染の解決に向けたグローバル組織、Break Free From Plastic のコアメンバーとして、特に若者の活動支援を行っている。
共同監督した映画「マイクロプラスチック ・ストーリー 〜ぼくらが作る2050年」(原題:Microplastic Madness)はニューヨークの5年生たちがプラスチック汚染問題に立ち向かう2年間が希望に溢れたトーンで描かれており、世界の映画祭で8つの受賞を果たし、37カ国で上映されている。2021年制作の日本語吹替版は全国から子役声優を募集し、その子達をプラスチック削減アンバサダーに認定、今後もアンバサダー達をベースに日本でも活動を広げて行く予定。
主な作品に「School Lunch in Japan – It’s Not Just About Eating」(YouTubeで 2,700万回再生)また東京都制作の海ごみをテーマにした短編ムービー(2017)、そして海ゴミをテーマにした短編ドキュメンタリー「みんなの海だから」(2013) が8つの映画祭に入選、NY市国際映画祭での最優秀短編ドキュメンタリーを受賞した他、コスタリカ、インドの映画祭でも受賞を果たした。
ニューヨーク市マンハッタン在住。2児の母。日本大学芸術学部放送学科卒業。
監督&スタッフ
デビーリー・コーヘン Debby Lee Cohen
共同監督・プロデューサー
環境活動家・マルチメディアアーティスト
DIRECTOR/PRODUCER
アメリカのボルチモア市出身。マイクロプラスチック・ストーリーの制作を手がけたNPO団体、カフェテリア・カルチャー創始者であり代表を務める。アメリカのケーブルチャンネル、HBOの家族向け番組部門で25年間アートディレクター兼セグメントのプロデューサーとして番組制作に関わる。代表作には「SAVING MY TOMORROW」「CLASSICAL BABY」。また2m, 3m という大型の操り人形のデザインと制作、アニメーション制作、演劇の舞台デザインなどマルチアーティストとしてニューヨークを中心に活躍していたが、2009年に娘の発言「発泡スチロールの給食トレーは気候変動に寄与するから明日から給食を食べない」で環境活動をはじめる。
2010年にはカフェテリア・カルチャーの前身「Styrofoam Out of Schools」を立ち上げ、ニューヨーク市だけでなくアメリカ10都市で給食で使用する発泡スチロールトレー廃止に導いた。マンハッタン区長から環境活動への表彰を受ける他、マンハッタン廃棄物処理諮問委員会の役員も兼務している。
監督&スタッフ | マイクロプラスチック ・ストーリー〜ぼくらが作る2050年〜 監督:佐竹敦子& デビーリー・コーヘン プラスチック汚染問題 (microplasticstory.org)
マイクロプラスチックとは・・・
プラスチック汚染問題解決に立ち上がったブルックリンの小学生が実践する変革のレシピ!
作品名「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらがつくる2050年~」
原題「Microplastic Madness」 本編77分
- CC0001
- 図書館用(館内個人視聴・館外個人貸出)
館内個人視聴○ 館外個人貸出○ 館内上映権×
¥13,200(税込) - 観光バス・健康ランド等、その他カテゴリーはお問合せください。
- 上映会につきましては別途お問合せください。
© BUSINESS INSIDER JAPAN
【ストーリー概要】
ニューヨーク、ブルックリンの5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。
ニューヨーク市、ブルックリン区のレッドフック地区は過去に大型台風で影響を受けた、気候変動のフロントラインにある。そこにある小学校、PS15 の5年生は、4年生からの2年間、ニューヨークのNPO、カフェテリア・カルチャーの主導によるプラスチック・フリー特別プログラムでリサーチやデータ収集を重ね、それを市議会で公表したり、自分たちの住む地域で啓発活動を重ねていく。そしてプラスチックはごみになってからだけでなく、生産の過程でも地球環境を汚染していること、そしてそれが気候変動に関わっていることを発見し、自分たちの学校のカフェテリアでアクションを起こし、それをニューヨーク市全体に広げて行く。
映画では子供達の素朴な疑問を丁寧に重ねていきながら、専門家がそれに答えて行き、そしてアニメーションをふんだんに使ってこのプラスチック汚染問題を子供から大人までわかりやすく解き明かして行く。子供達のまっすぐな熱意から希望が滲み出るマイクロプラスチック・ストーリーは世界の44の映画祭に選定され、8つの賞を受賞している。
日本語吹替版の子役声優オーディションには、海洋環境問題の解決に貢献したいという思いを持った全国の578名の小・中学生から応募がありました。また、大人役の吹替には、この映画のメッセージに賛同して集まったアーティスト、桂川孝裕亀岡市長をはじめとする政治家、環境活動家、行政職員など、多彩な方々が応援出演しています。メイキング映像ではその吹替版制作の舞台裏がご覧になれます。
吹き替え版制作スタッフ | 今宮則子、都築章子、山川貴基、パトゥイエ由美子 |
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オリジナル版制作スタッフ | ダニエル・ラモス、ロンダ・カイザー、マジョリー・デュバージ、竹田祐子 |
子役の声優 | 忌部あさひ、平井美佳ほか43名 |
大人の声優 | 桂川孝裕、日比野克彦、たかまつなな、露木志奈ほか23名 |
2024/09/18 | 「SDGs」関連作品 , 新作・話題作情報